Claude調べる売る

読む13分4ステップ公式資料をもとに整理

新商品の案の気になる点が、
4つの役の目で先に並ぶ。

できあがるもの

新商品・新サービスの案についての、4つの役の気になる点と、先に確認する3点のリスト。

〔 〕の中だけ、自分の内容に書き換えます。

PDFで保存(A4・11ページ・1.3MB)
商品の案・お客さま・値段をClaudeのチャットに貼ると、お客さま役・原価と手間の役・似た商品の役・表示とお約束の確認役の4つの役の気になる点が並ぶ、という流れの図(出力イメージ)。
出力イメージ(図の中の「出力イメージ」の表示と同じ)

作り始める前の案を、4つの役の目で点検し、確認リストにします。

先に確認:4つの役は、AIが挙げる見方です。実際のお客さまの声でも、法律や表示の判断でもありません。売れるか、利益が出るかも、この型では判断しません。結論を出すのは自分です。
まず貼るプロンプト7つの枠・タップで開く

そのままAIチャットに貼れます(タップで全選択 → コピー)

役割

新商品・新サービスの案を、作り始める前に点検する手伝いをするアシスタント。お客さま役・原価と手間の役・似た商品の役・表示とお約束の確認役の4つの役を、順に務める。

状況

日本の小さなお店や自営業が、新しい商品やサービスを作り始める前に、気になる点を先に並べたい。AIの見方は判断材料の一つで、決めるのは本人。

入力ここだけ書き換える

<アイデア>案:〔ここに入れる。例:名入れできる本革のキーケース。ギフト向け〕/想定するお客さま:〔例:30〜40代で、贈り物を探している人〕/値段の案:〔例:4,800円〕/売る場所:〔例:自分のネットショップ〕/作り方と、かかる費用:〔例:受注後に1点ずつ制作。革・金具・梱包・送料がかかる〕</アイデア>

作業

次の順に進める。①入力した案を、1〜2行で言い直す。②お客さま役、原価と手間の役、似た商品の役、表示とお約束の確認役の順に、役ごとに気になる点を最大3つ挙げる。③4つの役の指摘から、作り始める前に先に確認したい点を3つ選び、確認のしかたを一言ずつ添える。

制約

<アイデア>の中の情報だけで考える。数字や事実が足りないときは補わず、「要確認」と書く。お客さま役は、実際の声ではなく役としての見方だと明記する。法律や表示のルールに触れるときは、確認の入口として名前を挙げるだけにして、当てはまるか・守れているかは判断しない。売れ行きや利益の予想、成功の保証は書かない。

出力

役ごとに見出しを付け、「気になる点」と「確認すること」の2行組で書く。最後に「先に確認する3点」を番号つきで出す。全体で1,500字以内。

検証

最後に、<アイデア>にない数字や事実を使っていないか、判断や保証を書いていないかを自分で点検し、結果を2〜3行で報告する。

最短ルート

準備するのは、Claude(claude.ai)のアカウントと、点検してほしい商品・サービスの案です。

次の2つだけで始められます。

  1. 「まず貼るプロンプト」を、Claudeの新しいチャットに貼る。
  2. 〔ここに入れる〕の部分を、自分の案に書き換えて送る。
自分とAIの役割分担の図。自分が案を5行にまとめ、AIが4つの役で見て、自分が1点選び、AIが掘り下げて確認リストにし、自分が確認して決める。
自分とAIの役割分担。選ぶのも決めるのも自分、見方を出すのがAIです。

前提

一言で
案を5行ほどにまとめ、4つの役の目で点検させて、確認リストにする、プロンプトの型。
必要な環境
Claude(claude.ai)のアカウントと、商品・サービスの案。チャットはWeb・デスクトップ・モバイルで使えます(公式の価格ページ、10/31確認)。
日本での提供
Anthropicの提供国・地域の一覧に、日本が載っています(10/31確認)。
費用
無料プランがあり、使用量には上限があります。Projectsも無料アカウントで使え、作れる数は最大5つです(公式の価格ページ・ヘルプ、10/31確認)。プラン・上限は変わることがあります。
入れる情報
案の概要だけです。お客さまの個人情報や、取引先から預かった情報は入れないでください。

手順

「まず貼るプロンプト」は、STEP 1〜4を一度に進める文です。ここからは、1段階ずつ結果を見ながら進めたいときの手順です。

STEP 1 / 4

案を5行にまとめて渡す

このステップでは、点検してほしい案を、5つの項目にまとめて渡します。AIに見てもらう前に、自分で言葉にしておくためです。使う情報を案の中に限ることも、あわせて伝えます。

用語メモ:「役」は、AIに「この立場で見てください」と伝える指定のことです。<アイデア>と</アイデア>は、指示と案の境目を示す目印です。

最初のメッセージ(そのまま貼れます)(タップで全選択 → コピー)

これから、新商品の案を点検してもらいます。まず案を受け取ってください。点検はまだ始めず、読んだ内容を1〜2行で言い直してください。

<アイデア>
案:名入れできる本革のキーケース。ギフト向け
想定するお客さま:30〜40代で、贈り物を探している人
値段の案:4,800円
売る場所:自分のネットショップ
作り方と、かかる費用:受注後に1点ずつ制作。革・金具・梱包・送料がかかる
</アイデア>

<アイデア>の中の情報だけで考えてください。足りない数字や事実は補わず、「要確認」と書いてください。

出力イメージ(例)

受け取った案:名入れができる本革のキーケースを、ギフト向けに、自分のネットショップで4,800円で売る案です。

公式資料では、指示・背景・入力のように種類の違う内容をタグで囲むと、取り違えが減るとされています(Anthropicの「Structure prompts with XML tags」)。指示の背景や目的を添える方法も案内されています(「Add context to improve performance」)。「状況」の枠は、この考え方です。

案の書き方の例。OK例は「値段の案:4,800円」のように具体的に書く形、NG例は「値段はいい感じに。売る場所は適当に。」のようにあいまいに書く形。
公式資料の考え方にもとづく、書き方の例です。

決まっていない項目は、空けずに「未定」と書いて渡します。

STEP 2 / 4

4つの役に順に見てもらう

このステップでは、4つの役に順番に見てもらいます。役ごとに挙げる点は、3つまでにします。

4つの役の見るところを並べた図。お客さま役は買う側の目、原価と手間の役はお金と手間、似た商品の役は代わりの選択肢、表示とお約束の確認役は書き方と約束。
4つの役と、見るところ。役の分け方は当サイトの型です。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

次の順に、4つの役で<アイデア>を見てください。
1. お客さま役:初めて商品を見る買い手として、買う前の不安や、買わない理由になりそうな点。
2. 原価と手間の役:材料・手数料・梱包・送料・作業の手間など、お金と手間の項目。数字は入力したものだけを使う。
3. 似た商品の役:お客さまが代わりに選びそうな商品や方法と、違いが伝わるか。最新の販売状況は分からないものとして、確認の手がかりを書く。
4. 表示とお約束の確認役:商品ページの書き方、納期・返品・キャンセルなどの約束、表示のルールに関わりそうな点。名前を挙げるだけにして、当てはまるかは判断しない。
役ごとに、気になる点を最大3つ、「気になる点」「確認すること」の2行組で書いてください。お客さま役は、実際の声ではなく役としての見方だと、最初に書いてください。

出力イメージ(例・役ごとに1点だけ抜き出しています)

お客さま役:名入れの綴りを間違えて届いたとき、どうなるのか分からない。

原価と手間の役:名入れの作業時間が4,800円に入っているか分からない。

似た商品の役:量産の革のキーケースとの違いが、写真だけで伝わるか。

表示とお約束の確認役:「本革」と書く範囲や、納期の書き方に誤解がないか。

公式資料では、システムプロンプト(AIへの前提の指示)で役を決めると、応答の振る舞いや口調が絞られるとされています(Anthropicの「Give Claude a role」)。Projectsの案内にも、特定の役の立場から答えさせる指示の例があります(Claudeヘルプセンター「What are projects?」)。複数の役に順に見てもらう組み立てと、役をチャットの最初のメッセージに書く使い方は、当サイトの型です。

公式資料では、作業を複数の依頼に分ける進め方が、途中の出力を確かめたいときに役立つとされています(Anthropicの「Chain complex prompts」。説明はプログラムからClaudeを呼び出す場合のものです)。チャットでは、この考え方を当てはめて、4つの役の結果でいったん止めます。

Projectsで繰り返し使うとき(任意):案ごとに同じ型を使うなら、Projectsの指示欄に役の説明を入れておく方法があります。公式ヘルプの手順は、「プロジェクト」(英語版は「Projects」)を開く、「+ 新規プロジェクト」(「+ New Project」)を押して名前をつける、「プロジェクト指示を設定」(「Set project instructions」)を押して書き、「指示を保存」(「Save instructions」)で保存する、です。指示は、そのProjectのすべてのチャットに使われます。指示欄には【入力】を除く6つの枠を入れ、案は各チャットで<アイデア>に入れて送ります。
Projectsの使い方を、抽象的な図形で示したイメージ図。①Projectsを開いて「+ New Project」を押す。②指示欄に役の説明を貼って保存する。指示は、そのProjectのすべてのチャットに使われる。実際の画面ではありません。
Projectsの操作の流れを図形で示したイメージ図です。

STEP 3 / 4

気になる点を1つ選んで掘り下げる

このステップでは、4つの役の指摘から気になる点を1つ選び、その役にだけ掘り下げてもらいます。一度に全部ではなく、1点ずつ見ます。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

原価と手間の役の「名入れの作業時間が4,800円に入っているか分からない」を、掘り下げてください。
確認する項目を、材料費・名入れの作業・梱包・送料・販売サイトの手数料などから、この案に関係するものだけ挙げてください。
数字は、私が書いたものだけを使い、足りない項目は「要確認」と書いてください。

私が分かっている数字:〔ここに書く。例:革と金具で1,200円、梱包資材で150円、制作時間は未計測〕

出力イメージ(例)

確認する項目:材料費/名入れの作業時間/梱包資材/送料/販売サイトの手数料

入力にある数字:材料費1,200円、梱包資材150円

要確認:名入れの作業時間、送料、販売サイトの手数料

次にすること:1点あたりの作業時間を数え、要確認の項目を埋めてから、値段を見直すか考える。

公式資料では、出力の書式について、してほしくないことより、してほしいことを書くよう案内されています(Anthropicの「Control the format of responses」)。「数字を作らないで」ではなく「要確認と書いて」としているのは、この考え方を書式以外にも当てはめたものです。

別の役を掘り下げたいときは、役の名前と、気になった一文を差し替えて送ります。

STEP 4 / 4

確認リストにまとめる

このステップでは、ここまでの指摘を、作り始める前の確認リストにまとめます。AIの答えをそのまま信じるためではなく、何を、誰に、どう確認するかを自分で決めるためのリストです。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

ここまでの内容を、作り始める前の確認リストにまとめてください。
項目ごとに「確認すること」「誰に、または何で確認するか」「確認できるまで保留する点」の3つを書いてください。
「誰に、または何で」は、自分で調べる・仕入れ先に聞く・公式の案内を読む・専門家に相談する、のうちから選んでください。
売れるか、利益が出るか、表示が適切かは判断せず、確認のための材料だけにしてください。

出力イメージ(例):前と後

前

お客さま役:名入れ後の返品・交換の扱いが分からない

原価と手間の役:制作時間が未計測

表示とお約束の確認役:素材の書き方と納期

後

1. 名入れ後の返品・交換を受けるか → 自分で決める

2. 1点あたりの制作時間 → 自分で数える

3. 素材の書き方と納期の約束 → 公式の案内を読み、必要なら専門家に相談

公式資料では、下書き、見直し、修正という流れが代表的な進め方として紹介され(Anthropicの「Chain complex prompts」)、終える前に自分で点検させる方法も載っています(「Ask Claude to self-check」。説明は主にコードや計算の確認についてです)。「まず貼るプロンプト」の【検証】の枠は、この考え方を当サイトが取り入れたものです。

つまずいたとき

うまくいかないときに貼るプロンプト(当サイトの型)(タップで全選択 → コピー)

次の結果が、思っていたものと違います。
原因として考えられることを3つ、短く教えてください。
そのうえで、案の書き方や頼み方のどこを直せばよいかを、書き直した例といっしょに見せてください。
分からないことは、決めつけずに「分からない」と書いてください。

うまくいかなかった点:〔ここに書く。例:4つの役の指摘が、似たものばかりになった〕
AIの返答:〔ここに貼る〕
こんなとき試すこと公式資料の対応
4つの役の指摘が、似たものばかり役ごとの「見るところ」を、一文で具体的に書き直す。「お客さま役は、買う前の不安だけ」のように範囲を狭める。Anthropic「Be clear and direct」/「Give Claude a role」
入力にない数字や事実が書かれている「<アイデア>の中の情報だけで考える」「足りない項目は要確認と書く」を添えて、その役だけ頼み直す。Anthropic「Control the format of responses」
指示と案が混ざって返ってくる案を<アイデア>と</アイデア>で囲み直し、指示は外に書く。Anthropic「Structure prompts with XML tags」
画面の表示が、説明と違う公式ヘルプ(日本語版・英語版)の表記と見比べる。Projectsには新しい版(ベータ)もあります。Claudeヘルプセンター「What are projects?」/「How can I create and manage projects?」
確認ポイントのチェックリスト。入力にない数字や事実が増えていない、役ごとの点が3つ以内、要確認の項目を自分で確かめる、売れる・利益が出るといった断定がない。
確認ポイントの例です。

できないこと・確認できていないこと

  • この記事の手順は、実際に動かして確認したものではありません。公式資料をもとに整理した型です。
  • 4つの役の分け方と、役を順に見てもらう組み立ては、当サイトの型です。役を分けると見落としが減る、といった効果は、公式資料では確認していません。
  • 出力の例は「出力イメージ」です。実際のAIの答えは、モデル・設定・入力によって変わります。
  • AIは、実際のお客さまの反応を知りません。お客さま役の指摘は、買う人の声ではないので、実際の反応は、身近な人に見てもらうなど、別の方法で確かめてください。
  • 売れるか、利益が出るかは判断できません。AIの答えは、判断材料の一つです。
  • 表示とお約束の確認役の指摘は、法律の判断ではありません。商品の種類や売り方によって決まりは変わるため、公式の案内や専門家に確認してください。
  • 似た商品の役が挙げる商品や販売状況が、実在するか・今も売られているかは分かりません。検索などで、自分で確かめてください。
  • 画面の名称は、公式ヘルプ(日本語版・英語版)の表記です。実際の画面の表示とは違うことがあります。
  • 無料プランの使用量の上限、Projectsの新しい版(ベータ)の提供状況、公式資料の内容(10/31時点)は、変わることがあります。公式ページで確認してください。

公式資料

あとで使う方は保存を。

プロンプト全文・手順・出典つきのA4版。印刷やメモ書きに使えます。

A4・11ページ・1.3MB・2026年10月31日版

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