どのAIでも書く売る

読む8分4ステップ公式資料をもとに整理

商品ページの説明文の下書きが、
条件3つでできる。

できあがるもの

商品ページの説明文の下書き(です・ます調)。

商品情報・対象・文字数の3つをAIチャットに貼ると、「藍染の手ぬぐいです。素材は綿100%、サイズは33×90cmです。30代の女性に向けた1枚です。」のような説明文の下書きが出る、という流れの図(出力イメージ)。
出力イメージ(図の中の「出力イメージ」の表示と同じ)

商品情報・対象・文字数の3つを渡すと、構成案から下書きまで、4ステップで進められます。この記事では、いつものAIチャットに貼れるプロンプトと、その考え方の根拠になる公式資料をまとめます。

まず貼るプロンプト7つの枠・タップで開く

そのままAIチャットに貼れます(タップで全選択 → コピー)

役割

商品ページの説明文づくりを手伝うアシスタント。

状況

ネットショップ(個人運営)に載せる商品の説明文を、下書きから整えたい。最初から長い文章を書かせず、構成案を選んでから本文に進める。

入力ここだけ書き換える

商品情報:〔ここに入れる。例:手ぬぐい(藍染・綿100%・33×90cm)〕/対象:〔例:30代女性〕/文字数:〔例:1000字以内〕

作業

次の順に進める。①構成案を3つ、見出しだけ出す。②こちらが1つ選ぶまで待つ。③選んだ案で、短い箇条書きの本文を書く。④箇条書きを、事実を変えずに、です・ます調の説明文にそろえる。

制約

入力した情報だけで書く。不明な素材・サイズ・使用感は、補わずに「要確認」と書く。「必ず」「絶対」などの断定や、効果の保証は書かない。

出力

各段階の最初に、出すもの(見出し・箇条書き・説明文)を一言で示し、その形式だけで出す。最後の説明文は、指定した文字数以内にする。

検証

最後に、入力にない情報を書いていないか、数字が入力と一致しているかを自分で点検し、結果を2〜3行で報告する。

最短ルート

まず、次の3つだけを済ませます。

  1. 下の公式資料2件で、プロンプトの考え方を確認する。
  2. 「まず貼るプロンプト」を、いつものAIチャットに貼る。
  3. 〔ここに入れる〕の部分を、自分の商品の情報に書き換えて送る。

準備するのは、いつも使っているチャット型AIと、商品情報だけです。

公式資料では、出力の形式や制約まで具体的に書くほど、意図に近い結果を得やすいとされています。この記事の4ステップは、その考え方にそって、条件を渡す・段階を分ける・途中で確認する、の順に組んでいます。

4つのステップを、自分とAIの役割分担で並べた図。自分が条件を渡し、AIが構成案を3つ出し、自分が1つ選び、AIが箇条書きで本文を書き、AIが、です・ます調にそろえる。
自分とAIの役割分担。選ぶのは自分、書くのはAIです。
流れを12秒で。音なし・くり返し再生です。自作の動く図で、実際の画面ではありません。

前提

一言で
条件を渡し、構成案・本文・表記の順に段階を分けて、説明文の下書きを作る、プロンプトの型。
人気・作った人
該当なし。特定のツールではなく、チャット型AIで使う手順です。
ライセンス
該当なし。引用した公式資料の利用条件は、各ページで確認してください。
必要な環境
いつも使っているチャット型AI(ブラウザまたはアプリ)と、商品情報。
費用
AIごとの無料範囲・料金は、各社の公式ページで確認してください(この記事では確認していません)。

手順

STEP 1 / 4

条件を渡す

このステップでは、AIに渡す条件を3つにしぼって、最初のメッセージに入れます。使う情報を入力したものに限ることも、あわせて伝えます。

用語メモ:「プロンプト」は、AIに送る指示の文章のことです。「構成案」は、本文を書く前の、見出しだけの設計図です。

最初のメッセージ(そのまま貼れます)(タップで全選択 → コピー)

商品情報:手ぬぐい(藍染・綿100%・33×90cm)
対象:30代女性
文字数:1000字以内
入力した情報だけで書いてください。不明な素材・サイズ・使用感は、補わずに「要確認」と書いてください。

公式資料では、使う情報を限定すること(OpenAIの「Include relevant context information」)と、してほしくないことより、してほしいことを具体的に書くこと(Anthropicの「Control the format of responses」)が案内されています。「補わないでください」ではなく「要確認と書いてください」としているのは、そのためです。

AIチャット画面の構造を、抽象的な図形で示したイメージ図。やりとりの表示エリアの下に入力欄があり、その入力欄に①プロンプトを貼って送る。実際の画面ではありません。
①の入力欄に貼って送ります。画面の構造を図形で示したイメージ図です。
書き方の例。OK例は「不明な素材・サイズは『要確認』と書いてください」とする、してほしいことを書く形。NG例は「不明な素材・サイズは補わないでください」とする、してほしくないことだけを書く形。
公式資料の考え方にもとづく、書き方の例です。

すでに商品情報が整理できている場合は、そのまま貼ってかまいません。やり直すときは、同じ会話で条件だけ書き換えて送り直します。

STEP 2 / 4

構成案を3つ出させる

このステップでは、いきなり本文を書かせず、見出しだけの構成案を3つ出してもらいます。選ぶ前に、全体の形を見るためです。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

この商品の説明文の構成案を3つ、見出しだけ出してください。

出力イメージ(例)

案1 素材から

案2 サイズと使い方から

案3 対象から

公式資料では、複雑な作業を段階に分け、途中の出力を確認できるようにする進め方(Anthropicの「Chain complex prompts」)が案内されています。構成案の段階でいったん止めるのは、この考え方にそっています。

気に入る案がないときは、同じ会話で「別の切り口で3つ」と頼み直します。

STEP 3 / 4

1つ選んで、本文を書かせる

このステップでは、気に入った案を1つ選び、短い箇条書きの本文を書かせます。いきなり長い文章にせず、箇条書きで中身を確認します。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

案2で、短い箇条書きの本文を書いてください。専門用語は使わず、不明な点は「要確認」と書いてください。

出力イメージ(例)

・藍染の手ぬぐい

・綿100%、33×90cm

・30代の女性向け

ここで見るのは、素材・サイズ・対象が、入力と一致しているかです。ずれがあれば、次へ進まず、この段階で直します。公式資料には、書き終える前に基準に照らして自分で点検させる方法(Anthropicの「Ask Claude to self-check」)も載っています。

STEP 4 / 4

表記と文体をそろえる

このステップでは、箇条書きを、です・ます調の説明文にそろえます。事実は変えず、文体と表記だけを整えるよう頼みます。

プロンプト(タップで全選択 → コピー)

上の箇条書きを、事実を変えずに、です・ます調の商品説明文にしてください。

できあがった文は、次の「出力イメージ:前と後」のように、入力した情報と見比べます。

前

・藍染の手ぬぐい

・綿100%、33×90cm

・30代の女性向け

後

藍染の手ぬぐいです。素材は綿100%、サイズは33×90cmです。30代の女性に向けた1枚です。

箇条書きを、です・ます調の商品説明文にそろえる前後の図。前は3行の箇条書き、後は「藍染の手ぬぐいです。素材は綿100%、サイズは33×90cmです。30代の女性に向けた1枚です。」。
出力イメージ箇条書きから説明文への前後。実際のAIの出力ではなく、出力イメージです。

公式資料では、下書き、見直し、修正という自己修正の流れ(Anthropicの「Chain complex prompts」)が、代表的な進め方として紹介されています。気になる一文があれば、「この一文だけ、もう少し短く」のように範囲を決めて頼み直します。

文体がすでにそろっていれば、このステップは省けます。

つまずいたとき

こんなとき試すこと公式資料の対応
素材やサイズが、入力と違って書かれているSTEP 3の箇条書きの段階で直す。「入力した情報だけで書く」「不明な点は要確認と書く」を、もう一度添える。OpenAI「Include relevant context information」/Anthropic「Be clear and direct」
文章が長すぎる・短すぎる文字数と形式(箇条書き・です・ます調)を、してほしい形で具体的に書き直す。OpenAI「Output format and length」/Anthropic「Control the format of responses」
構成案が3つとも似ている「別の切り口で3つ」「対象を変えて3つ」のように、違いを指定して頼み直す。Anthropic「Be clear and direct」
途中で話がずれてきた今の段階の出力だけを貼り直して、次の段階から指示し直す。段階を分けているので、途中から再開できる。Anthropic「Chain complex prompts」
確認ポイントのチェックリスト。素材・サイズが入力と同じ、入力にない情報が増えていない、文字数が指定の範囲、です・ます調でそろっている。
確認ポイントの例です。

できないこと・確認できていないこと

  • この記事の手順は、実際に動かして確認したものではありません。公式資料をもとに整理した型です。
  • 出力の例は「出力イメージ」です。実際のAIの出力は、AIの種類・設定・入力によって変わります。
  • ChatGPT・Claude・Geminiなど、AIごとの無料範囲・料金・日本での提供状況は確認していません。
  • 公式資料は10/30時点の内容です。画面や機能の名前は、その後変わることがあります。
  • 商品の素材・サイズなどの表示が正しいかは、最後に自分で確認してください。

公式資料

あとで使う方は保存を。

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